カラコンの使用時間を守らず目が開かなくなった

20代の頃カラコンにはまり、最初こそ眼科で処方してもらったものの、やはり露店や海外製のカラコンのその安さに惹かれ、多種多様なカラコンを購入。

 

もともと視力も悪かったため、度入りを購入してからはほぼ毎日長時間付けることが多かった。

 

カラコンの説明書には、『一日8時間以上の連続使用は避ける』や、『使用期限1ヶ月』などと書かれているものが一般的だったが、期限を過ぎても使用感が際立って悪くなったわけではないのであまり気にせず超過することも多々あった。

 

ある時、3日間行われるイベントに連日参加。仕事や打ち上げも重なり、3日間の平均睡眠時間が約2時間。つまり、それ以外の時間はカラコンを入れたままという状態が続いた。

 

寝不足のドライアイが追い討ちをかけ、次第に目薬をさす回数が増えていくのを感じながらも連続使用の3日間を過ごした結果、4日目の朝、目を開くと、激痛に襲われ10秒と開けていられないという症状に見舞われた。閉じていてもじわじわと痛む。

 

本来なら涙が出てきても良さそうなものなのに、
すっかり枯渇した様子で一滴も出てこない。

 

しばらくの間、両手で目を押さえ唸りながら痛みに耐えるしかなく、もしかしたら私はこのまま失明してしまうのではないだろうか・・・
という言いようのない恐怖に襲われたものだった。

 

30分くらいそうしていただろうか。ようやく痛みが薄れてきて、少しずつ目が開けられるようになり、鏡を見たときにはそれはそれは驚愕した。

 

眼球は真っ赤に充血し、腫れ上がった白目が、黒目を飲み込まんばかりに淵を境にして盛り上がっていたのだった。

 

翌日職場に行くと、一緒にイベントに参加していた友人が眼帯をして出勤していた。恐る恐る事情を尋ねてみると、カラコンを連続使用し、その上付けたまま寝てしまったために激痛に襲われ、眼科を受診した結果、目の角膜を食べてしまう菌というものが繁殖してしまったというのだった。

 

背筋が寒くなる思いだった。
目は失くしてしまったら取り返しのつかないもの。誰かが言っていた言葉を思い出した。

 

その日以来、カラコンを使用するのをやめ・・・はしなかったが、ちゃんと書かれた用法容量、注意書きを守るように心がけている。